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ユーザビリティの評価方法は定量的手法と定性的手法に大きく分けることができる。
定量的手法は複数のインターフェースを比較する場合に用いられる。
定性的手法は個々のインターフェースの具体的な問題点を発見するために用いられる。
ユーザインターフェース開発プロセスでは、問題点の発見と改善を重視するので、定性的手法を多く用いる。
代表的な定性的手法としては「ヒューリスティック評価法」「ユーザテスト」が挙げられる。
複数のプロトタイプを作成して、その中から1つを選択する場合や、インターフェースを再設計した効果測定を行う場合には定量的手法を用いる。
定量的手法を行うには多くの被験者を必要とする。
そのため、ヤコブ・ニールセンは「定量的ユーザビリティ調査の実施には、定性的調査の約4倍の費用がかかる」ので、
限られた資源を有効に利用するためには定性的調査を行うべきである。
Deguchi Lab.