SqueakはWindows, Mac, UNIXなどの主要なプラットフォームで動作する。 速度は遅くなるが、ZaurusやiPAQなどのPDAでも動かせるくらいである。 Webブラウザ上で働くプラグインもあるので、自分が作ったプログラムを広く使ってもらうには、まさに適しているといえる。
Squeakのソースコードは、エンジン部分であるバーチャルマシンも含め、すべて公開されている。特定のベンダが、重要な部分のソースコードを掌握しているようなことはなく、本当にあらゆる部分のコードを見て、カスタマイズしていくことが可能である。
Squeakは、商用のSmalltalkが持っていた、様々なしがらみを断ち切ったところからスタートした。そのため、自由な場所を求めた往年の名Smalltalkerたちが、返り咲いたようなところがある。 また、1996年からインターネットを通じて広く公開されたこともあり、全く知らないところから単に面白そうだから飛び込んでいき、マスターとして認められるようになった人もたくさんいる。