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4.2 連続パターン

まず、実験するにあたって、ここで扱う連続パターンについて述べる。 連続パターンとは、パターンを二つ以上つなげたパターン列のことである。 そして、パターンには、図4.1で示す5種類の画像パターンを用いる。 この画像は、 tex2html_wrap_inline1013 個の画素(ピクセル)で構成されている。

この画像は、アルファベットの``A''、``B''、``C''、``D''、``E''を表したものである。 少々形が崩れているのは、画素数が少ないことと、パターンを互いに違ったものにするため(画素の重なりを少なくするため)である。 この5種類の画像パターンを組み合わせたもの、例えば``ABC''、``CDE''、``ABCDE''などを学習させる連続パターンとする。

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図 4.1: 5種類の画像パターン

今回は、全体を通して``EDCBA''、``ABCD''、``CDE''の三つのパターンで実験を行なった。



Deguchi Toshinori
1996年10月17日 (木) 12時31分30秒 JST