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予測結果

  学習が2億回進んだときのニューラルネットで予測実験を行った結果のグラフを 図8.2に、4億回進んだときのニューラルネットでの実験結果を図8.3に、10億回進んだときのニューラルネットでの実験結果を図8.4に示す。 グラフの横軸が位相を、縦軸が予測値、教師信号の値である。また図中の実線が教師信号、破線が予測値の変化を表している。 図8.2のグラフは二周期目から三周期目にかけて、 予測値が実際の正弦波に対して位相が少しずれているような変化を示している。また教師信号が0や1付近になる位相での予測が正確でない。図8.3のグラフは3周期目で予測値と教師信号にわずかな誤差が生じているが、 他の学習回数のグラフと比較してもかなり正確に予測が行えているといえる。 図8.4のグラフは二周期目までは正確な予測ができているが、 三周期目から誤差が大きくなり、三周期目の最後では教師信号と全く違う変化になっている。

   figure484
図 8.2: 予測値の変化(学習2億回)

   figure492
図 8.3: 予測値の変化(学習4億回)

   figure500
図 8.4: 予測値の変化(学習10億回)



Deguchi Lab.