抽出教科数 | 用語一致 | LSA | PLSA |
1 | 84.93 | 112.73 | 55.61 |
2 | 87.35 | 92.83 | 49.69 |
3 | 79.08 | 86.04 | 45.03 |
4 | 72.61 | 84.47 | 44.49 |
5 | 69.78 | 77.50 | 44.94 |
しかし、尤度と第 4 章で定義した得点には図 6.1のように、尤度を上げることが得点に繋がることが分かる。なお、この図では尤度ではなく反復回数が横軸となっているが、前述したようにEMアルゴリズムには尤度の単調増加が保証されているので、反復回数が多くなることは尤度が高くなることと同義である。このことから、PLSAを用いる際に式(3.19)に示す尤度を基準とするのは間違っていないと考えられる。
また、偶然であったのかどうかは分からないが、新たな教科の繋がりとして4E応用数学Bと5E自動制御が見つかった。自動制御においてはラプラス変換を用いて問題を解くことが多く、応用数学Bではこのラプラス変換を学習する為に、適切な繋がりだと考えられる。もっともこのような繋がりがプログラムを実行する度に見つかる訳ではなく、PLSAの扱いにくさを物語っている。