これまで当研究では, 入力パターンは7 7の49ドットのアルファベットのパターンを使用していた.
今回は,アルファベット大文字,小文字の52パターンを用い,そのドット数(=素子数)を変えて実験を行う.
つまり, 異なる大きさのフォントを用いることにより,ニューラルネットワークの素子数を変えるということである.
パターンはX-Windowのフォントを使用し,それぞれ5
7,6
10,7
14,9
15,12
24の5通りの大きさを用いた.
ここで学習回数は1つのパターンにつき50回ずつ学習するものとし,学習回数
パターン数を1セットとしてそれを100セット繰り返した.ここで、学習が成功したかを判断するために, 同じ結合荷重の配分を持つポップフィールドネットワークを用いている.
ここへ学習させたパターンを入力し, 入力パターンと同じパターンが出力されれば, 学習が成功しているということになる.