: 基板
: レスキュークローラー
: 概要
目次
本研究で使用したマイコンは、Analog Devices, Inc.のADuC814 MicoroConverterである。これはシングル・チップに内蔵した高精度のA/D変換回路(ADC)およびD/A変換回路(DAC)とフラッシュ・メモリタイプのマイコンである。28ピンのTSSOPパッケージで提供され、3Vまたは5V電源で動作する。PICのような書込み器は不要である。ADuC814の主な機能は以下のとおりである。
- 6チャンネル、5
s、セルフキャリブレーション機能つき12ビットADC
- 2個のレールtoレール電圧出力を持つ12ビットDAC
- 業界標準8052マイクロコントローラ
- 8kバイトのインサーキット再プログラマブルなフラッシュ・プログラム・メモリ
- 640バイト、リード/ライト可能な不揮発性フラッシュ・データ・メモリ
- 温度モニタリング機能
- 電圧リファレンス、シリアル・インターフェース・ポート、ウォッチドッグ・タイマ、電源電圧監視機能、等
- エンベデッド・ダウンロード/デバッグ/エミュレーション機能
マイクロコンバータの内部ブロックは図5.1に示される[6]。
図 5.1:
マイクロコンバータ ADuC814の内部ブロック図
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Deguchi Lab.
平成20年3月5日