表6.9は、比較命令の結果成立した比較演算子と、引数に入力した比較演算子の二つに共通の演算子があれば、条件文が真であるとみなして分岐(ジャンプ)を行う命令である。比較演算子の指定は、a3〜a0の各ビットと演算子を対応付け、ビットの値が1であればその演算子を条件判断の対象とする。もしこれが全て0である場合、無条件ジャンプのコマンドとして使用することもできる。演算子と各ビットとの対応は次のとおりである。
a3 | a2 | a1 | a0 |
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b7〜b0で指定する「ジャンプする命令数」とは、条件文が偽である時に、成立時に実行する部分を飛ばすために指定するものである。
1byte目 | 2byte目 | 16進表示 | 機能 | |||
上位4bit | 下位4bit | 上位4bit | 下位4bit | 上位 | 下位 | |
1011 | 比較演算子 | 条件式が偽の時 | 0xBX | 0xXX | 比較命令実行の結果 | |
ジャンプする | 成立した演算子と | |||||
命令数 | 引数を比べ分岐。 |