ファジィ推論(5)
非ファジィ化とは合成された結論ファジィ集合を特徴付ける値を採択し、出力をコンピュータで制御可能な数値へと変換する手順をいいます。その代表的な手法として重心法があり、これは結論ファジィ集合の重心を代表値として採択するものです。後件部ファジィ集合の要素を合成後の結論ファジィ集合のメンバシップ関数(μB'(y))で重み付けを行い、平均した値を代表値とします。演算式及び概念図は以下のようになります。
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また、その他の手法として面積法や高さ法などがあります。このようにして、実際に制御を行うために必要な結論(出力)を得ることができます。
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