【学生】4A研修旅行(関西・和歌山)

建築学科4年生の研修旅行を11月9日から11日までの2泊3日で実施しました。
新型コロナウイルス感染症の流行以降初めての宿泊を伴う旅行となりました。新型コロナウイルス感染症対策として、通常時の3泊4日より1泊少ない日程とし、他団体との長時間の接触を避けるためすべて借り上げバスで移動するなど、以前とまったく同じではありませんが、建築・街並み・都市計画・インテリアなど普段教室で勉強していることを現地で見学する機会、そして同級生との交流を深める良い旅行となりました。

研修旅行のテーマは「古代から現代までの建築を巡る旅」、行き先は「関西・和歌山方面」でした。初日はまず関西国際空港にて通常は立ち入ることができない保安区域に入り、様々な施設や、B滑走路横での旅客機の着陸を見学しました。その後、和歌山県岩出市の根来寺(ねごろじ)へ移動し、大塔(だいとう、国宝)や大伝法堂(だいでんぽうどう、重要文化財)など、文化財に指定されている近世に建てられた堂塔を見学しました。

2日目は、岩橋千塚古墳群(いわせせんづかこふんぐん、特別史跡)にて、古代の古墳や復元された竪穴住居、出土した埴輪などを見学した後、埴輪づくり体験をしました。午後には、和歌山と淡路島の間に位置する無人島・友ヶ島(ともがしま)へ船で渡り、島内の自然や島から眺める海の景色、そして大阪湾を守るため明治時代に設置された砲台などの遺跡を歩いて巡りました。

3日目は、ホテルの目の前で歩いてすぐの和歌山城へ移動し、城内の紅葉のきれいな庭園、二の丸と西の丸を繋ぐ御橋廊下(おはしろうか)を進み、本丸御殿跡そして天守を見学しました。天守の最上階からは今回の研修旅行で訪れた各地を一望し、充実した3日間の研修を終えました。その後、大阪へ移動し昼食後に現地にて解散、研修旅行は終了しました。 なお、その後学生達は自身で計画した自由旅行へと、颯爽と旅立って行きました。

関西国際空港

根来寺大塔

紀伊風土記の丘 埴輪づくり

友ヶ島 第3砲台跡

和歌山城

2022年11月18日