次に、教師信号No.1での遅れ時間2の遅れ学習を用いて時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差を図 6.19 に、 教師信号No.2での遅れ時間2の遅れ学習を用いて時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差を図 6.20 に、 教師信号No.3での遅れ時間2の遅れ学習を用いて時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差を図 6.21 に示す。 これより、教師信号No.2、No.3は時間の刻みを小さくした方が出力誤差が小さくなった。 遅れ時間2の遅れ学習を用いた時も時間の刻みを小さくすることでよくプレーヤーに学習させることができたと言える。 しかし、教師信号No.1では時間の刻みを小さくした方が出力誤差が大きくなってしまっている。 教師信号No.1では時間の刻みを小さくした効果が出ていない。 これは教師信号No.1はプレーヤーの司会の中の一番近いターゲットを捕獲しようとする教師信号で時間的な変化を考慮しないものであるため、時間の刻みを小さくしてもその成果は出ないと考えられる。
図 6.19: 教師信号No.1での遅れ時間2の遅れ学習を用い時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差
図 6.20: 教師信号No.2での遅れ時間2の遅れ学習を用い時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差
図 6.21: 教師信号No.3での遅れ時間2の遅れ学習を用い時間の刻みを小さくした時の学習時の回転角度の誤差