【学生】歴史的建造物の見学会を開催しました(5年)

建築学科5年生の「建築史Ⅲ」の授業で建物見学会を6月17日に開催しました。
「建築史Ⅲ」の授業では、歴史的建造物の保存と活用について学んでいます。
SDGsの重要性が指摘される現在、建物も可能な限り改修し、機能向上を図って使用し続けることが重要とされています。
さらに、日本文化を目にして体験することができる歴史的建造物は、歴史文化継承の側面からも過去から現在、そして現在から未来へと引き継いでいくことが求められます。
岐阜市にある真龍寺では、明治時代初めに建てられた築100年以上の本堂を今後も使い続けるために令和元年から令和3年まで耐震修復工事が実施されました。
建物の美観を損なわず、十分な耐震性を確保し、使用者の利便性も向上された事例を現地にて見学する貴重な機会となりました。
なお、本堂の耐震修復工事では、本科及び専攻科の卒業・修了生が設計監理を担当し、建築学科清水准教授も意匠面での指導を行いました。



2022年6月28日