【学生】研修旅行(九州)(4年)
建築学科4年は、2024年11月12日から11月15日まで研修旅行で九州に行きました。
長崎では「グラバー園」と「軍艦島」を見学しました。
グラバー園は建物群が湾曲した土地の上に建造されており、様々な様式で点在する建物を自然に統一した、豊かで美しい街並みを形成していました。
舟で渡って上陸した軍艦島では、都市がどのように朽ちていくか、またそこで過ごした人々の痕跡を間近で感じることができました。
福岡では「大宰府」と「ぐりんぐりん」を見学しました。
大宰府では、藤本壮介が設計した御本殿改修期間限定の仮殿を間近で見ることができました。現代的で大胆な設計でありながら周囲の杜とも調和し、周囲の山並みまでも緩やかにつないだ風景を感じました。これは大宰府そのものであり、巨匠の設計力に直接触れることができました。
同じく巨匠といわれる伊東豊雄が設計した「ぐりんぐりん」は、公園内に造られた丘としての建築で、隣接した修景池から地形が形成されています。竣工してから19年が過ぎようとしていますが、建築が自然との調和に移りゆく様子を垣間見ることができました。
(文・スケッチ:建築学科4年 土田翔月さん、写真:建築学科4年 板津美羽さん、土田翔月さん、野田梨月さん)





