【学生】研修旅行(滋賀県・近江八幡)(3年)
2025年11月12日、建築学科3年生47名は、引率教員2名とともに滋賀県近江八幡を訪れ、建築学科における研修旅行を実施しました。
■ 午前:「ヴォーリズ建築を訪ねて」
最初の目的地は、近代建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズゆかりの「ヴォーリズ記念館」と「ハイド記念館」でした。2班に分かれて見学を行い、当時の生活様式や建築思想に触れました。館内では、細部までこだわった意匠や空間構成を間近で観察でき、学生たちは説明について興味深く、熱心に学んでいました。
■ 昼食:「地元の味を楽しむ」
昼食は「郷土料理 坪清」にて、滋賀の食材を使った料理をいただきました。地域文化に触れながらの食事は、午後の見学に向けての良い休憩となりました。
■ 午後:近江八幡の歴史的建築群と旧街並みを巡る
午後は、A・B・Cの3グループに分かれ、「近江八幡教会」「旧伴家住宅」「白雲館」「かわらミュージアム」といった近江八幡市内の歴史的建造物と旧街並みを歩いて巡りました。
見学ルートでは、江戸時代から続く町並みが今も残る通りを歩き、白壁の町家や格子戸の家々が連なる落ち着いた景観を体感しました。石畳の道を進むと、琵琶湖へとつながる「八幡堀」が姿を現し、ゆったりと流れる水面と歴史的建築が調和した独特の風景が広がっていました。堀沿いには蔵や町家が並び、かつて商人たちが舟運を利用して栄えた当時の面影を感じることができました。
それぞれの建物が持つ歴史的背景や保存の取り組みについては、現地ガイドの方から丁寧な説明を受け、学生たちは地域の暮らしと建築がどのように結びついてきたのかを深く理解する貴重な時間となりました。
■ 最後に訪れた「ラ コリーナ近江八幡」
旅の締めくくりとして訪れた「ラ コリーナ近江八幡」は、建築家 藤森照信 氏が手がけたことで知られる施設です。自然素材を大胆に用いた独創的なデザインと、周囲の景観と溶け込むような建築表現が特徴で、学生たちはその世界観に強く引き込まれていました。
草屋根の建物が広がる風景は、まるで自然の一部がそのまま建築になったかのようで、歩くたびに新しい発見がありました。現代建築における「自然との共生」というテーマを体感できる貴重な機会となり、多くの学生が強い感銘を受けていました。
■ 研修を終えて
今回の研修旅行は、近代建築から地域建築、そして現代建築まで幅広く体験できる貴重な機会となりました。学生は、実際に建物を訪れ、空間を歩き、目で見て学ぶことで、教室では得られない多くの気づきと学びを得ていました。





