「環境都市工学は,安全かつ快適な社会活動を支え,環境にやさしい持続可能な社会を創るための学問であり,その主たる対象は「社会基盤」です.
社会基盤とは,道路や鉄道,港や空港,上下水道,電気やガスなど,我々の日常生活や社会活動と密接にかかわる施設です.
一方,社会基盤を強靭化し,かしこく使うことによって,巨大地震の発生や気象災害の頻発など自然災害から国土と人命を守ることにも繋がります.
社会基盤は,我々にとって必要不可欠な存在であり,社会がどのように変化したとしても,その重要性は不変的です.
わが国の世界に冠たる社会基盤整備技術は,日本はもとより,世界の発展に大きく貢献していますが,今後は,環境負荷の低減が大きな課題であり,この課題に対しても世界をリードする役割が求められています.
人類が持続的に発展をしていくためには,自然と共生した社会基盤の整備や地域の歴史や文化と調和のとれた創造的な都市づくりを実現できる技術者の養成が望まれています.
以上に基づき,環境都市工学科では,以下に示す3ポリシーを掲げています.
岐阜高専のディプロマ・ポリシーにおいて,環境都市工学科で養成すべき人材像は以下の通りです.
ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,環境都市工学科では以下に示す科目群を用意しています.
ディプロマ・ポリシーを達成できる資質を持った人の出願を期待し,環境都市工学科では以下の能力を総合的に身につけている人を受け入れます.
教育課程表(カリキュラム)は,授業科目の一覧です.
カリキュラムマップとは卒業までに身に着けるべき能力と各科目の関連を示したもので,カリキュラムツリーとはカリキュラムの年次進行や科目間のつながりなどを図示したものです.
対象 | 教育課程表 | カリキュラムマップ | カリキュラムツリー |
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令和7(2025)年度以降入学生 | |||
令和9(2027)年度以降編入学生 | |||
令和6(2024)年度入学生 | |||
令和8(2026)年度編入学生 | |||
平成29(2017)年度~令和5(2023)年度入学生 | |||
平成31(2019)年度~令和7(2025)年度編入学生 |
一字一句丸暗記しただけでは全く意味がありません.
環境都市工学科としてどのような人材育成の方針を掲げているのか,どのような教育方針を掲げているのかを踏まえ,ご自身が環境都市工学科に適しているかをご検討ください.
その上で,ご自身が環境都市工学科に適した人物であるということをご自身の言葉で話せるように準備することが大切です.