学科ニュース

本学科3年生の授業(基礎実験I)の一環で,3年生がポートメッセなごやにて開催された建設技術フェア2024in中部に参加しました.

会場では,学生広場にて業界説明,企業ブースにて技術説明を受けました.学生にとっては業界について知る有意義な時間となったようで,「時間が足りない!」との声も聞こえました.

また,会場では多くの卒業生の方とお会いすることができました.毎年参加している引率教員にとっては,会場でばったり卒業生にお会いすることも楽しみになっています.今年は9名の方にお会いできました.皆さん,各々のフィールドでご活躍されている様子を知ることができ,とても嬉しかったです.

本学科1年生の授業(シビルエンジニアリング入門)の一環として,現在建設中の東海環状自動車道海津高架橋鋼上部工事を見学しました.

現場にて,東海環状自動車道の事業概要,工事中の橋脚の支承の見学,ボルト締め体験などを学びました.天候にも恵まれ貴重な体験となりました.入学して7ヶ月,初めて着用する実習服とヘルメット,初めて使用する野帳など初ずくめで,初々しさが残る学生たちの見学となりました.

シビルエンジニアリング入門の授業では,開設以降,岐阜高専建設技術士有志会の支援を受け,後期に現場見学を実施しています.今回の見学では,国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所から6名,瀧上工業(株)から1名,計7名の本校卒業生の皆様にお世話になりました.

多くの卒業生から直接話を聞く機会や,元気で明るい活気ある現場を実体験する機会に恵まれ,専門課程を学ぶスタート台に立った学生にとって自分の将来の姿を考える一助になりました.

また,引率教員は,学生時からは想像のつかないぐらい逞しく成長した卒業生の姿に感慨深いものがありました.

このように,環境都市工学科では,教職員・卒業生が一つとなって学生の学びを支援しています.

岐阜国道事務所様,瀧上工業(株)様,建設技術士有志会の皆様に感謝申し上げます.

3年生は,研修旅行として琵琶湖疎水遺構である,水路閣,インクラインを見学しました.

琵琶湖疎水は明治の昔に,琵琶湖の水を京都市へ流すために作られた水路です.水路閣は琵琶湖疎水の分線として景観にも配慮したレンガ造りの水路として南禅寺の境内を通っているものです.百数十年前に土木技術者が技術の粋を集めて作り上げた水路閣を目の当たりにすることで,学生一同,社会基盤整備を担う技術者のやりがいを再認識しました.

午後は,京都中心部へ移動し3時間ほどの自由行動です.天候にも恵まれ,清水寺へ,祇園へ,四条河原町へと思い思いの行き先へいき,インバウンドの外国人旅行者に圧倒されながらも,楽しいひと時を過ごしました.

4年生が3泊4日の日程で九州地方に行ってきました.

1日目は移動日で,午前中は中部国際空港内で自由行動とし,夕方に鹿児島県に到着しました.

2日目,まず霧島神宮,桜島に向かいました.活火山桜島の迫力を有村溶岩展望所から体感しながら学生たちは写真撮影を楽しんでいる様子でした.その後,桜島国際火山砂防センターで桜島における砂防事業について国交省職員による講義を聴講するとともに,桜島VR体験も準備いただきました.午後はフェリーに乗って鹿児島市街地へ向かい繁華街「天文館」を散策しました.

3日目午前中は熊本城,熊本地震震災ミュージアム,午後は阿蘇の絶景を楽しめる観光地で昼食をとり,大分にある九重夢大吊橋で吊橋の恐怖感も味わいつつ色づきはじめた紅葉も見ることができました.

最終日は福岡の大宰府天満宮でお参りし,学業成就を祈願したあと博多駅で解散しました.

担任のわがままもあり観光地滞在時間がショートで忙しいプランとなりました・・・.ただ,学生たちは観光地だけではなくバス車内でもカラオケやビンゴ(バスガイドさん主催)など移動も含めて旅行を楽しんでくれている様子でした.

2Y鳥居大和さん(菊研)が秋田市で開催された第71回海岸工学講演会にて発表しました.

また,発表内容に関する論文が,土木学会論文集に掲載されました.

鳥居さんは,専攻科在学中に筆頭著者として3本の論文を執筆し,これらの論文は全て土木学会論文集(査読付き学術論文誌)に掲載されました.

本学科5年の授業(エネルギー工学)の一環として横山ダム・西平ダムを見学しました.

横山ダムでは中空形式の内部の様々な場所を見させていただき,スケールの大きな特別な空間に強い印象を残しました.

西平ダムでは本校OBの案内のもと,発電所改修状況を見学させていただきました

本見学にあたっては中部電力様・国交省中部地方整備局様・水資源機構様のご協力をいただきました.

本校高専祭の催しとして本科4年生が専門分野での学びを一般来場者にプレゼンする「専門展」が開催されます.この専門展で技術やプレゼン力などを学科間で競い合います.

一般来場者の投票の結果,環境都市工学科4年の学生たちが見事にプレゼン賞を受賞しました!

今年は「地震に自信を」をテーマに,地震および関連災害のメカニズムや災害への備えについて夏休みから準備を重ね,当日はわかりやすく説明しました.学生たちのご両親やご家族,学科卒業生,昨年度専門展を頑張った5C学生などもたくさん来場され,皆さん高い評価をしてくださいました.

1Y小椋芽依さん(菊研),1Y神宮司琉羽さん(角野研),菊教員の3名が令和6年度土木学会全国大会第79回年次学術講演会優秀講演者を受賞しました.

菊教員はこれで4年連続5回目の受賞となりました.

令和6年(2024年)10月10日・11日,かでる2.7(札幌)にて日本材料学会主催の「コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム」が開催され,1Y泉創太さん(井向研)が本シンポジウムで研究内容について発表しました.

発表タイトルは「鉄筋コンクリートの引張特性に及ぼす乾燥収縮の影響に関する一検討」です.

同内容は,査読(専門家の審査)を経てコンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集第24巻に掲載されています.

本学科2年生授業(基礎材料学)の一環として,東海環状自動車道 本巣(糸貫)インターチェンジ付近の舗装工事を見学しました.

まもなく開通予定ですが,開通後には絶対に歩くことができない高架橋の上にあがらさせていただき,大変貴重な高速道路の舗装工事を見学することができました.

この見学会を企画いただいた大林道路株式会社様には,開通前の大変お忙しい中,本校学生に対し多大な教育支援をいただきまして,改めてお礼を申し上げます.

9月5日(木)~6日(金)の2日間,東北大学にて開催された令和6年度土木学会全国大会第79回年次学術講演会にて,専攻科生4名が発表しました.

発表したのは,2Y鳥居さん(菊研),1Y泉さん(井向研),1Y小椋さん(菊研),1Y神宮司さん(角野研)です.

これまでの研究成果をしっかり発表し,質問にも回答しました.

また,会場の内外にて,卒業生の方々に声をかけていただきました.卒業後のフィールドにてご活躍されている様子がみられ,とても嬉しかったです.

8月9日(金)と8月10日(土)の2日間,オープンキャンパス2024を開催しました.

C科では,学年ごとにブースを設け,5年生が学習内容と学校生活を紹介しました.

自分たちのリアルを伝えたいと,4月から準備を進めてきた5年生たち.当日,開始直後はぎこちなさもありましたが,徐々に対応して来場者をもてなす姿はとても頼もしいものでした.

中学生の皆さんに,C科の魅力が伝わったなら幸いです.C科ブースにご来場くださり,ありがとうございました.

「夢を地図に残す 環境都市工学入門」~キーワードを探し出せ!~と題してC科の公開講座を開催しました.

多くの方にお申し込みいただき,当日は小中学生36名と保護者の方々にご参加いただきました.

フィールドワークでは全員で協力し,学内に散らばったキーワードを時間内に探し出しました.

ご参加くださった皆様,ありがとうございました.

2024年6月26日~28日,アイテムえひめで開催されたコンクリート工学年次大会にて,1Y泉創太さん(井向研)が研究内容について発表しました.

発表タイトルは「付着クリープに及ぼすRC内部鉄筋の表面形状および寸法の影響に関する実験的研究」です.

同内容は,査読(専門家の審査)を経てコンクリート工学年次論文集第46巻に掲載されています.

2024年6月24日~26日,徳島市で開催された第49回海洋開発シンポジウム(2024)にて,1Y小椋芽依さん(菊研)と1Y向田有杜さん(菊研)が発表しました.

2人とも緊張した面持ちでしたが,発表&質疑応答をやり遂げました.

会場にいた研究者や実務者の方々と意見交換ができ,有意義な学会発表となりました.

発表内容に関する論文については,土木学会論文集に掲載されました. 小椋さん向田さん

本学科4年生の授業(基礎実験II)の一環として,(株)安部日鋼工業様の岐阜本巣工場にて,試験を見学させていただきました.

実験内容は,鉄筋コンクリート(RC)はりの曲げ破壊試験,プレストレストコンクリート(PC)はりの曲げ破壊試験,RCはりのせん断破壊試験の3つでした.

また,空き時間には工場内も見学させていただきました.

学生からは「座学で学んでいることがより深く理解できた」などの感想が寄せられました.

試験を見学させていただいた安部日鋼工業様には,毎年お忙しい中,本校の学生の教育のためにご協力いただいておりますこと,改めてお礼申し上げます.

本学科5年の授業(鋼構造)の一環として瀧上工業株式会社の本社工場(半田)を見学しました.

工場機械の規模に圧倒されつつも本校OBによる説明を受けながら鋼板の切断,孔明,溶接,組立,塗装と鋼橋の各製作工程を見させていただきました.

質問タイムでは橋梁製作技術のほかに仕事のやりがい,今後身に着けておきたいことなどを伺うことができました.

本校にて前期スポーツ大会が行われました.

ソフトボール,サッカー,ソフトテニス,バスケットボール,バレーボール,卓球,綱引きで熱戦が繰り広げられました.

特に,今回新たに導入された綱引きは,学年別で実施され,大きな盛り上がりを見せました.

2Cが総合1位,1C・2C・4Cが学年優勝に輝きました.

また,ソフトボール,ソフトテニス,バスケットボール,卓球において,C科の1~5学年がいずれも3位以内に入り,健闘を見せました.

第62回入学式・第30回専攻科入学式が挙行されました.

1Cに43名,1YにC科出身者5名が入学しました.

新入生の皆様,ご入学おめでとうございます.これからどうぞよろしくお願いします.

吉村先生が2023年度末をもって定年退職されました.39年間にわたり,学科の発展に多大なる貢献をされました.

吉村先生は2024年4月1日付で嘱託教授に就任されました.引き続きお世話になります.

本学科の教員については,教員・研究室 をご覧ください.