本研究室では,コンクリート構造物の経時的な変状を精度よく評価することを目的として種々の検討に取り組んでいます.
これまで建設された多くの構造物は建設から数十年経過しており,場合によっては建設当初に予期されていなかった劣化がその安全性を脅かしています.また,今後建設される構造物の設計では,技術の進歩に伴い,多様性のある形状および材料の選択が可能となってきています.この自由度を最大限に生かして,個々の立地条件などを考慮した,経済的でメンテナンスしやすい構造物を設計することが求められます.構造物の変状を経時的に評価・予測できる技術を確立し,構造設計をより合理的にすることができれば,既設・新設のすべての構造物に対して安全で経済的な構造物を建設することができるようになります.
本研究室で取り組む研究は,そのような技術に貢献するために実施しています.
環境都市工学科での座学と実験・実習を通して,安全・快適なまちづくりや,私たちの暮らしを支える社会基盤施設について学びましょう!
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井向 日向
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