学科ニュース

専攻科2年生の宮下侑莉華さん(指導教員:菊准教授)が土木学会土木教育賞を受賞しました.

この賞は,土木学会が全国の高等専門学校,短期大学,専門学校で土木工学などを学ぶ学生の表彰を行うものです.本学科では2年連続受賞となりました.

晴れ渡る青空の下,5年生44名が卒業,C系専攻科生2名が修了しました.

2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため,思い通りの学生生活とはならず,大変なことも多い年でした.そのような中でも,柔軟に対応し,乗り切った皆さんには,社会で生き延びていく力が備わっています.それぞれのフィールドで活躍されることをC科教職員一同,祈念しています.ご卒業,ご修了,おめでとうございます!!!

建設技術士有志会の皆様による,在学生のためのキャリア支援講座が開催されました.

建設技術士有志会とは,岐阜高専土木工学科・環境都市工学科の卒業生有志で構成し,母校の技術支援等に寄与することを主な目的として設立・運営されているものです.

1年生と4年生向けに,卒業生の皆さまがそれぞれの業界についてご講演下さりました.環境都市工学科を卒業した後には,多種多様な進路があることを知ることができました.

講演後には,4年生と卒業生の皆さまによる交流会を開催しました.

先輩から様々な助言をいただき,これから就職活動が本格的に始まる4年生にとって,大変参考になる交流会となりました.

今年度の測量士補試験に2名が合格しました.

測量士補は,本学科を卒業すれば申請資格を得ます.そのため,測量士補試験を受ける学生はこれまでほとんどいませんでした.

今年度,久しぶりに測量士補試験に挑戦する学生が出て,見事,4年生2名が合格しました.おめでとうございます!

本学科では,環境都市工学に関する様々な資格の取得を推奨しており,案内しています.これからも資格取得に向けて更なる支援をしていきます!

いよいよ進路選択が目前に迫った4年生に向けて,卒業から4年経った先輩卒業生が交流会を開催してくださいました.

座談会の開催を計画していましたが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,急遽オンライン配信となってしまいました.

それでも,卒業生の皆さまは快くオンライン交流会にご参加下さりました.

参加民間企業に就職した方,公務員になった方,進学した方と様々な進路を辿った先輩方から率直なお話を伺うことができ,4年生にとって貴重な機会となりました.

環境都市工学科では,3年生の「基礎実験I」の時間に,新しいキャリア教育を考案・導入しています.例年,岐阜県主催のオール岐阜・企業フェスに参加していますが,今年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,参加を控えました.

代わりに,岐阜県のご協力の下,学校に岐阜県の建設技術者をお招きし,交流サロンを実施しました.

交流サロンの質疑応答は活発で,進行を務めていただいた岐阜県職員の方から高専生の質問内容に好評をいただきました.

本年度の技術者第一次試験に,3年生25名,4年生4名,5年生3名の計32名が合格しました!

合格した皆さん,おめでとうございます!

これまでの合格者を合わせると,5年生は26名,4年生は32名,3年生は27名が技術士第一次試験に合格しています!

例年,1年生の授業・シビルエンジニアリング入門では,環境都市工学について実体験を通じて知るために,たくさんの現場を見学します.しかし,今年度は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,現場見学ができていません.

このよう中,本校OBの岐阜県庁職員の方々が,橋梁仮設現場の様子をオンラインで配信してくださいました.

現場で働く方たちに,カメラ越しに質問するなど,例年は味わえない貴重な体験ができました.

岐阜高専環境都市工学科(旧土木工学科)を卒業後,本州四国連絡橋公団(現本州四国連絡高速道路)へ就職し,活躍した伊藤豊秋氏(14期生)が,母校へ瀬戸大橋工事誌,大鳴門橋工事誌,因島大橋工事誌,関西空港連絡橋工事誌など貴重な工事誌等の製本版を寄贈くださいました.

また,贈呈式の模様が岐阜新聞に掲載されました.

岐阜高専土木工学科(現環境都市工学科)3期生の山田泰三氏がこの春の叙勲において瑞宝双光章の栄に浴されました.山田泰三氏はS45(1970)年卒業と同時に建設省(現国土交通省)に入省,中部地方整備局小里川ダム工事事務所長(2001)や技術開発調整官(2003),地方事業評価管理官(2005)などの要職を長きにわたり務められ,その中で岐阜県関係では長良川河口堰の本格運用,徳山ダムや小里川ダムの建設着工・竣工など主要プロジェクトの進展に尽力されました.

この度,その長年のご功績が認められ,めでたく国土交通行政事務功労により受賞されました.誠におめでとうございます.

令和元年度土木学会中部支部研究発表会にて,当時本科5年生だった井上雄太君(現・1Y,指導教員:菊准教授),河村将和君(現・1Y,指導教員:角野准教授),堀綾那さん(指導教員:菊准教授)が優秀講演者賞を受賞しました.

この賞は,36歳未満の優れた研究成果を発表した将来性のある学生や若手の技術者・研究者に対して表彰するものです.

なお,令和元年度土木学会中部支部研究発表会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,発表会が中止され,紙面審査での受賞となりました.

角野研究室出身(本学科卒業,専攻科修了)で,長岡技術科学大学の博士課程で学んでいた段下剛志さんが水環境学会の博士研究奨励賞(オルガノ賞)を受賞しました.

この研究には角野教員が共同で参画していました.段下さんは,長岡岐大で博士課程を修了し,現在は徳山高専で教員として勤めています.