学科ニュース

第3回目となるインフラテクコン(インフラマネジメントテクノロジーコンテスト)に岐阜高専のチーム「もとす防衛隊(1Y後藤結花さんと1Y服部百香さん(吉村研究室),1Y後藤優奈さん(菊研究室)」が「公園整備を間伐材で!一石十鳥!?」の提案名で応募し,1次審査を通過し,みごとプラチナ賞をW受賞(ガイアート賞:株式会社ガイアート,これからもインフラを愛シマ賞:佐藤工業株式会社)しました.

表彰式は2月24日に東京で行われましたが,環境都市工学科の卒業研究発表会と重なり,リモートでの参加となったため,ガイアート賞については3月29日に岐阜高専までお越しいただき,もとす防衛隊を代表して後藤結花さんが,中部支店長渕上修様から表彰状と副賞を受け取りました.

本校からインフラテクコンに応募したのは今回が初めてで,初受賞となりました.

受賞理由は以下の通りです.

ガイアート賞(株式会社ガイアート):間伐によって健全化した森林によるCO2吸収量の増加と間伐材の公園整備利用によるCO2固定量によりカーボンニュートラルを実現する点を評価

これからもインフラを愛シマ賞(佐藤工業株式会社):地元の持つ資源をもとにそれを生かしていこうという地元愛と地球課題のCO2削減の取組みに着目した点も評価し,今後の活躍に期待を込めておくります

卒業証書授与式および専攻科修了証書授与式が挙行され,5C40名,C科系専攻科生3名が卒業・修了しました.

卒業生・修了生の皆さん,おめでとうございます.

環境都市工学科5年生の授業「総合実験」の活動の一環として,パテントコンテスト(主催:文部科学省,特許庁,日本弁理士会,(独)工業所有権情報・研修館)に参加しています.

令和4年度は全国から639件の応募があり,5Cの藤澤旺佑さん,古川竜也さん,細野隼佑さん,堀夕真さんの4名が提案した災害発生後の避難生活を快適に過ごすことができる「防寒具兼用防災バッグ」が優秀賞(特許出願支援対象)を受賞しました.

3月13日に表彰式があり,特許出願も進めています.

金沢工業大学で開催された令和4年度土木学会中部支部研究発表会にて以下の5C8名,1Y3名の計11名が発表しました.

大学2年生相当および大学3年生相当の学年で学外発表ができるのは,高専ならではの強みです.

 吉村研:1Y後藤結花さん,1Y服部百香さん

 渡邉研:5C細野隼佑さん

 菊研:1Y後藤優奈さん,5C近藤和歩さん,5C酒井風花さん,5C鳥居大和さん,5C二村柊成さん

 北研:5C高橋圭太朗さん

 井向研:5C赤地翔夢さん,5C中神光汰さん

技術士第一次試験に,3C16名,4C14名,5C3名,1Y1名が合格しました.

合格者34名は,R02年度&R元年度の32名を上回り,過去最多です.

3C&4C学生にとっては,後期中間試験期間直前という大変厳しい試験日程でしたが,多くの学生が果敢に技術士第一次試験に挑戦しました.

卒業研究の集大成となる卒業研究発表会を実施しました.

緊張した面持ちの中,しっかり発表する姿がみられました.質疑応答では,自身の研究への理解度が試されました.

審査の結果,優秀発表者として,矢代士元さん(水野和憲研)が若鮎賞に輝きました.

本学科5年の授業(鋼構造)の一環として瀧上工業株式会社の本社工場を見学しました.

本校OBによる説明を受けながら鋼板の切断,孔明,溶接,組立と鋼橋の製作の各工程を見させていただきました.

会社がプロジェクトに関わったという瀬戸大橋の試験体の前で記念撮影をしました.

12月17日に岐阜大学サテライトキャンパスで開催された「令和4年度学生による地域課題解決提案事業」成果報告会において,岐阜高専環境都市工学科 環境負荷低減を考える研究室の「環境に配慮した本巣市湯ノ古公園整備」が第1会場の1位に輝きました.

この提案事業は,吉村研究室の1Yの後藤結花さんと服部百香さん,5Cの今村奈郁さんと馬渕理子さんの4人で取り組んできたもので,本巣市産などの間伐材で公園内の水車小屋や橋を整備し,太陽光発電を蓄電し夜間照明に利用するなど,環境への配慮や地域との連携が評価されました.

地域が抱える課題を解決しようと,岐阜県内の大学など25校と岐阜県でつくる「ネットワーク大学コンソーシアム岐阜」が主催するもので,新型コロナ禍の影響で3年ぶりの開催でした.

環境都市工学科第3学年の研修旅行は,中部国際空港見学と常滑市街散策でした.

午前中は中部国際空港施設サービス株式会社様から,空港の概要や空港土木の詳細についてご説明をいただきました.岐阜高専の卒業生も多くご活躍されていることを知りました.その後はバスに乗って滑走路を見学しました.普段立ち入ることのできない滑走路の見学では,様々な空港施設があることを知りました.また,間近で航空機の離発着を見ることができました.

午後は常滑市街を自由散策しました.一部学生は,東洋建設株式会社様による海上港湾工事見学に参加しました.船で現場へ行って起重機船に乗せていただき,捨石の投入を目の前で見学しました.そのスケールの大きさに圧倒されました.

環境都市工学科4年生は,神戸方面への研修旅行を実施しました.

コロナ禍以前は,3泊4日の日程で遠方へ出かけていましたが,感染防止への配慮等より,1泊2日の日程です.

初日には明石海峡大橋を見学させていただきました.海面から300mの高さの主塔に登らさせていただくと共に,技術的なお話を聞かせていただきました.

2日目には,人と防災未来センターを見学し,昼すぎに現地解散.解散後は各自で自由旅行へと出かけました.

菊教員が令和4年度土木学会全国大会第77回年次学術講演会において,優秀講演者として表彰されました.

菊教員は2017年,2021年にも同賞で表彰されており,2年連続3度目の表彰です.

コロナ禍となって初めて,全学年一斉に参加するスポーツ大会が開催されました!

天候にも恵まれ,バレーボール,ソフトボール,サッカー,ソフトテニス,卓球,バスケットボールの6競技が実施され,白熱した試合が繰り広げられました.

結果は下記の通りで,5Cが総合優勝,3Cが総合2位に輝くなど,C科学生は大活躍でした!

各競技の結果

競技 1位 2位 3位
バレーボール 2A 5C 4C
ソフトボール 5C 教職員・専攻科 2E
サッカー 5M 5E 5D
ソフトテニス 5C 3C 3E
卓球 2A 5E 3C
バスケットボール 3C 1C 5M

学年別優勝

学年 クラス
1年 1C
2年 2A
3年 3C
4年 4C
5年 5C

総合優勝

順位 クラス
1位 5C
2位 3C
3位 2A

ポートメッセなごやで開催された建設技術フェア2022in中部に,3Cと1Y学生が参加しました.

3年生はコロナ禍で学外見学を実施できず,今回が初めての遠出となりました.

会場では,学生たちが企業ブースで熱心に話を聞く様子がみられました.名刺交換もさせていただき,貴重な経験となりました.多くの企業を知り,大変有意義な時間となりました.

また,会場では多くの卒業生の方とお会いすることができ,卒業生の活躍を垣間見ることもできました.

京都大学・吉田キャンパスで開催された令和4年度土木学会全国大会に,1Yの後藤優奈さん(菊研)が参加し,第77回年次学術講演会にて発表しました.

コロナ禍でオンライン発表会が続いていたため,対面型の学術講演会は実に3年ぶりでした.

学会発表2回目となる後藤さんも,対面発表は初めてでした.発表時間外に意見交換を行うなど,オンラインでは経験できない学会の雰囲気を味わうことができました.

「夢を地図に残す 環境都市工学入門」~キーワードを探し出せ!~と題して公開講座を実施しました.

両日とも晴天に恵まれ,参加者の方々で協力して1つの文章を作り上げました.

今回,定員の2倍の応募をいただきまして,急遽2日に分けての開催となりました.日程調整にご協力くださった参加者の皆様に改めて御礼申し上げます.

運営において至らぬ点もありましたが,本講座を通じて少しでもC科について興味を持っていただけたなら幸いです.

本学科の4年生の授業(基礎実験II)の一環として,(株)安部日鋼工業様の岐阜工場にて,実験を見学させていただきました.

実験内容は,1.鉄筋コンクリート(RC)はりの曲げ破壊試験,2.プレストレストコンクリート(PC)はりの曲げ破壊試験,3.RCはりのせん断破壊試験の3つでした.

普段なかなか作ることのできない大きさの試験体を用いた実験は,大変印象に残る実験となりました.RCはりとPCはりの違いや,RCはりの曲げ破壊とせん断破壊の違いなどを実際に目で見て体験する大変良い機会となりました.

川端教員が令和3年度土木学会論文奨励賞を受賞し,令和4年6月10日(金)に実施された土木学会賞授与式で表彰されました.

受賞対象となった論文は「高等専門学校におけるモビリティ・マネジメント教育の展開方法の検討」です.

なお,本論文は,千葉大学教育学部の阪上弘彬准教授との共同研究によって得られた成果の一部を取りまとめたものです.

前期スポーツ大会が開催されました.

悪天候のため室内競技のみとなりましたが,熱心な競技が繰り広げられ,それぞれの種目においてC科は好成績を残しました.

結果,本学科では1C,4Cが学年優勝を獲得しました.

岐阜高専土木工学科(現環境都市工学科)5期生の所輝雄氏(旧春日村出身)がこの春の叙勲において瑞宝双光章の栄に浴されました.

所輝雄氏はS47(1972)年卒業と同時に建設省(現国土交通省)に入省,秋田工事事務所長・青森工事事務所長(1991)や長野県土木部高速道局長(1996),名古屋国道事務所長(2002)など要職を歴任,国土交通本省並びに東北,中部,近畿,中国,沖縄など各地方整備局において,道路行政を中心に危機管理や災害対応などにも携わられ,また専門家としてモーリシャス国で発展途上国の技術協力に取り組まれる(1982)など国内外で活躍されました.その間,岐阜国道事務所長在職時(1999)には愛知万博開催に合わせて整備された東海環状自動車道東回りの建設に尽力されるなど岐阜県内の主要プロジェクトの進展にも尽力されました.

この度,その長年のご功績が認められ,めでたく国土交通行政事務功労により受賞されました.誠におめでとうございます.