学科ニュース

5C41名が卒業,C系専攻科生6名が修了しました.ご卒業・ご修了,おめでとうございます!

皆さんの新天地でのご活躍をC科教職員一同心より祈念します.

令和3年度土木学会中部支部研究発表会@オンラインにて,5C3名(角野研,菊研),1Y2名(廣瀬研,川端研),2Y4名(角野研,菊研)の学生が発表しました.

このうち,5Cの若松果穂さん(菊研),1Yの早川友樹さん(川端研),2Yの河村将和さん(角野研)の3名が土木学会中部支部優秀講演者賞を受賞しました.

この賞は,36歳未満の優れた研究成果を発表した将来性のある学生や若手の技術者・研究者に対して表彰するものです.

河村さんは本科5年次に続き,2回目の受賞となりました.

令和3年度技術士第一次試験に,3C10名,4C6名,5C2名,計18名が合格しました!

5年生の高専生活の集大成である卒業研究発表会を実施しました.菅沼さん(川端研)の発表が最高評価を得て,若鮎賞に輝きました.

コロナ禍ではありましたが3年生も無事に研修旅行に行くことができました.

本年度は岐阜県八百津町の新丸山ダムの建設現場を見学しました.旅程の都合上,短時間の見学となりましたが,ダム本体工事に着手した現場でAR(拡張現実)技術も用いてわかりやすく説明いただきました.

現場見学後は,養老天命反転地(岐阜県養老町・養老公園内)へ行きました.

卒業研究の中間発表会を実施しました.今年度は2会場に分かれての開催となりました.

4年生も聴講する中,緊張の面持ちで発表する5年生の面々でしたが,堂々と発表し,副査からの厳しい質問にも答えていました.

令和3年度測量士試験に4C南波典李さんが合格しました.今年度の合格率は18.0%で,難関の国家試験です.

南波さんが測量士試験に初挑戦したのは昨年でした.昨年不合格だった悔しさを糧に,今年再挑戦して見事合格を果たしました.

環境都市工学科としては,測量士試験の合格は2人目で,19年ぶりのことです.

4C南波典李さん:3年生で一度落ちてのリベンジでしたが,無事に合格できてよかったです.

令和3年度測量士補試験に3C神宮司琉羽さんと3C水野竣木さんが合格しました.

3C神宮司琉羽さん:受験後の自己採点では合格ラインギリギリだと思っていたので嬉しいです.授業や実習で学習した成果がなんとか活かせたのかなと思います.これを励みに他の資格取得にも取り組みたいです.

3C水野竣木さん:今年度(3年進級時に)環境都市工学科に転科しており,2年生までの専門科目の内容の補習を兼ねて勉強し受験しました.新たな専門の学びに対応できるか不安でしたが,今回合格できたことで少し自信が持てました.

コロナ禍で4年次研修旅行へ行けなかった現5年生.日帰りでしたが,5年次に研修旅行へ行けました!

行程は担任の趣味に付き合う形で,御母衣ダムへ.ダムでは,先輩OBの方に御母衣ダムについてご案内いただきました.

見学後は高山市街へ.限られた時間の中で,弾丸ツアーとなりました.天候には恵まれなかったものの,思い出作りができました.

今年度の第4学年の研修旅行は,コロナ禍のため日帰りで実施されました.

岐阜と富山の県境にある東海北陸自動車道の建設現場を見学し,先輩OBの方に真木トンネルについてご案内いただきました.

現場見学後は白川郷を散策しました.

菊教員が土木学会令和3年度全国大会第76回年次学術講演会において,優秀講演者として表彰されました.菊教員は2017年にも同賞で表彰されており,2度目の表彰です.

今年度のオープンキャンパスは,8月7日と8月8日の2日間にわたって開催されました.C科では,5C学生が学科全般・地盤系・構造系・環境系に分かれて,それぞれの魅力を中学生に伝えました.誘導係の学生のおかげで,案内も円滑にできました.

C科には,様々な特徴・魅力がありますが,何よりも,実験・実習をはじめとする学校生活を通じて,仲間と協力して物事に取り組み,相手に自分の考えを伝えられるようになる学生そのものが魅力だと思います.

C科のブースにお越しくださった皆様,ありがとうございました.5年生の姿からC科の魅力が伝わっていれば幸いです.

「環境都市工学入門 夢を地図に残す~キーワドを探し出せ!~」と題した公開講座を開催しました.最新の測量技術に関する講座のほか,GNSS受信機を使って構内に散らばったキーワードを参加者で協力して探し出し,1つの文章を完成させるフィールドワークを行いました.

フィールドワークでは,暑い中,参加者の皆さんが懸命にキーワードを探してくださいました.見つからない!という参加者の方を他の参加者の方が手助けする様子もみられました.このフィールドワークを通じて,環境都市工学という分野では,みんなで協力してひとつのことを成し遂げるということも伝えられたかなと思います.

募集から締め切りまでの期間が2週間程度と大変短く,参加者が集まるのか不安でしたが,総勢33名の方にご参加いただきました.参加くださった皆様に改めて御礼申し上げます.

C科が推奨する建設系資格(在学中に取得可能)の取得支援事業の一環として,本校のキャリア支援室(総合教養棟2階)にて書籍(写真)を貸し出しています.在学している学生の皆さんは自由に借りられます.資格取得を目指して頑張りましょう!

なおこれらの書籍は岐阜県の「ぎふ建設人材育成・確保連携協議会」様からの支援によるものです.この場をお借りして御礼申し上げます.

(株)安部日鋼工業様より,体験型プレストレストコンクリート教材「別称:ぴょんぴょん板」を寄贈して頂きました.

代表的な実例として橋梁に用いられていますが,外観を見ても,歩いても,自動車で走行しても,プレストレストの作用を簡単には実感できません.プレストレストコンクリートは,社会基盤を支える見え難く感じ難い,まさしく縁の下の力(技術)です.本教材は,この現象を実感するためのミニチュア版です.一見ただのコンクリート製の板ですが,内部に予め力が入っていますので,外から力を加えると跳ね返るように動きます.プレストレストコンクリートの詳しい説明は,下のファイルをクリックして拡大表示で見て下さい.

寄贈者である(株)安部日鋼工業 常務取締役 梅田勇人様は,本校土木工学科(現:環境都市工学科)14期生です.吉村教授と同級生であり,何かとご縁を感じます.(株)安部日鋼工業様には,これまで現場見学やキャリア教育等でも協力を頂いており,高専の教育方針である実践的技術者の育成に貢献して頂いています.

ぴょんぴょん板紹介パネル

本学科3年生の水野竣木さんは名古屋航空少年団における活動を継続的に実施しており,現在,岐阜県航空少年団の復活に向け取り組みを進めています.岐阜県航空少年団は半世紀ほど前に結成されましたが,その後,活動が実施されなくなり団も無くなっていました.水野さんの貢献もあって,近く「名古屋航空少年団岐阜支部」が正式に結成され復活する予定となっています.岐阜県は航空産業が盛んなこともあり地域活性化への貢献も大いに期待できることころです.この取り組みが,中日新聞(5月28日,岐阜・近郊版),ケーブルテレビCCN(4月20日)など,多くのマスメディアで取り上げられています.

※航空少年団:一般社団法人空港振興・環境整備支援機構に本部があり,航空をテーマとした人間力を高める青少年教育活動を基盤に,航空に関わる講習・研究会,紙飛行の制作,施設見学,広報活動などを行う団体です.現在,活動中の航空少年団は全国に13団体です.

岐阜高専土木工学科(現環境都市工学科)4期生の高木正幸氏(大垣市出身)と溝口正信氏(岐阜市出身)がこの春の叙勲において瑞宝双光章の栄に浴されました.

高木正幸氏(写真左)は,S46(1971)年卒業と同時に建設省(現国土交通省)に入省,2001年に中部地方整備局東海幹線道路調査事務所長,2004年には道路情報管理官,2007年に地方事業評価管理官など要職を歴任し,新東名・名神高速や名古屋環状2号線など中部圏の骨格を成す幹線道路ネットワークの整備や道路防災など主に道路行政に携わられました.また,1998年には大垣市技監(出向)として地方行政の立場から東海環状自動車道や徳山ダムなど岐阜県内の主要プロジェクトの進展にも尽力されました.

溝口正信氏(写真右)は,S46(1971)年卒業と同時に建設省(現国土交通省)に入省,1999年に天竜川ダム統合管理事務所長,2002年に河川部広域水管理官,2005年に企画部情報通信技術調整官など要職を歴任し,中部地方整備局や北陸地方整備局管内における治水や利水・渇水対策,水資源開発,海岸砂防など主に河川行政に携わられました.その中で岐阜県内の水管理に関わる主要プロジェクトである長良川河口堰の本格運用や徳山ダムの事業計画改定,小里川ダム建設などにも尽力されました.

お二人ともに,この度,その長年のご功績が認められ,めでたく国土交通行政事務功労により受賞されました.誠におめでとうございます.

2021年度新入生として,環境都市工学科に42名が入学しました.また,専攻科にはC科系として3名が入学しました.

入学された皆さん,おめでとうございます.これからの学生生活をC科教職員一丸となって支えていきます.どうぞよろしくお願いします.