本校では、平成3(1991)年から文部省(現文部科学省)を通して、国費・マレーシア政府派遣およびモンゴル政府派遣等留学生を受入れています。これまでに受入れた留学生は、平成31(2019) 年度までに計82名です。 現在、在籍している留学生は11名、その国籍は、マレーシア、モンゴル、カンボジアです。
機械 工学科 |
電気情報 工学科 |
電子制御 工学科 |
環境都市 工学科 |
建築 学科 |
国別合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
マレーシア | 17 | 4 | 16 | 6 | 2 | 45 |
ラオス | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 6 |
ヴェトナム | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 4 |
モンゴル | 2 | 0 | 1 | 1 | 3 | 7 |
インドネシア | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 |
スリランカ | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 |
カンボジア | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
その他 ※ | 1 | 2 | 3 | 0 | 4 | 10 |
学科別 合計 | 20 | 18 | 22 | 8 | 14 | 82 |
※その他は受入が2名以下の国(イラン、フィリピン、タイ、フィジー、ブラジル、ケニア、バングラディッシュ)
本校は、学生の海外インターンシップ(短期留学派遣)や教員の学術交流等の“国際化”推進のために、平成23(2011)年度より、海外の大学との包括的な交流協定締結に着手しました。初めに、平成23年11月にインドネシアのバンドン工科大学と協定を結び、その後右表の大 学と協定を結び、平成31年4月現在で、包括交流協定締結校は13大学となっております。
相手国 | 大学名 | 締結年月日 |
---|---|---|
インドネシア共和国 | バンドン工科大学 | 2011/11/3 |
マレーシア連邦 | マレーシア工科大学 | 2012/7/30 |
ドイツ連邦共和国 | ハノーバー大学 | 2012/9/24 |
アメリカ合衆国 | アイオワ大学 | 2013/4/12 |
ウズベキスタン共和国 | トリノ工科大学タシケント校 | 2014/6/25 |
ウズベキスタン共和国 | タシケント工科大学 | 2015/9/9 |
ウズベキスタン共和国 | タシケント自動車・道路建設大学 | 2016/1/26 |
フランス共和国 | リールA技術短期大学 | 2016/2/2 |
ベトナム社会主義共和国 | ハノイ建設大学 | 2017/1/16 |
ベトナム社会主義共和国 | ベトナム中部土木大学 | 2017/1/16 |
ベトナム社会主義共和国 | ハノイ工科大学 | 2017/5/4 |
中華人民共和国 | 江蘇城郷建設職業学院 | 2017/8/29 |
マレーシア連邦 | トン フセイン オン大学 | 2018/2/25 |
本校の海外インターンシップ(派遣)は、平成15(2003)年に(株)TYK(本校地域連携協力会の会員)牛込進会長のご意向により 同社の現地法人TYK America,Inc.(米国ピッツバーグ)で専攻科生を3週間のインターンシップ生として受け入れていただいたのが始まりになります。 平成17年からはTYK Ltd.(英国ダーラム)でのインターンシップが続いております。
また、平成24年度には、包括交流協定を締結した海外大学への短期留学がスタートしました。 毎年十数名の専攻科生が夏季休業中に現地大学の教員の指導のもと、研究・実習を行っております。
さらに平成26年度からは協定締結校から短期留学生の受け入れを開始しました。毎年5~8月にかけて20名前後の短期留学生が本校教員の指導のもと 研究・実習を行うとともに、本校学生による日本文化体験イベントなどを通じ交流を深めています。 これら海外インターンシップ・短期留学(派遣・受入)は日本学生支援機構(JASSO)、若鮎会(本校同窓会)、教育後援会からの支援を得て行われています。
H15 ~26 |
H27 | H28 | H29 | H30 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
TYK Ltd. | 派遣 | 22 | 2 | 2 | 2 | 2 |
バンドン工科大学 | 派遣 | 7 | 3 | 3 | 2 | 2 |
受入 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | |
マレーシア工科大学 | 派遣 | 5 | 2 | 3 | 3 | 3 |
受入 | 7 | 5 | 3 | 2 | 2 | |
ハノーバー大学 | 派遣 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
受入 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | |
アイオワ大学 | 派遣 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 |
受入 | 2 | 3 | 3 | 2 | 2 | |
トリノ工科大学タシケント校 | 派遣 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 4 | 3 | 2 | 2 | |
タシケント工科大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | |
リールA技術短期大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | |
ハノイ建設大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | |
中部土木大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
ハノイ工科短期大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | |
リパブリック・ポリテクニック | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 2 | 3 | 3 | |
タマサート大学 | 派遣 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
受入 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
平成24(2012)年10月、バンドン工科大学土木・環境工学部の副学部長2名が来校し、 研究内容について意見交換したことがきっかけとなり、 平成25年11月に岐阜高専と同学部との第1回ジョイントセミナー(Environmental Sustainability and Disaster Prevention)をバンドン工科大学で実施しました。 その後、本校がもつ13の交流協定大学にも参加を呼びかけるとともにセミナーの分野を工学教育にも拡張し、毎年開催しております。
平成31年1月には岐阜においてジョイントセミナー(Environmental Sustainability and Disaster Prevention、 and Engineering Education 2019)を開催しました。 協定校6機関から12名の参加を得て、2件の基調講演、20件の学術発表を行いました。 また、本セミナーでは専攻科生6名が学術発表をするとともに、専攻科生34名がポスター発表を行い、海外研究者とのディスカッションをしました。
このような国際セミナーの開催を通じ、本校の研究力の向上を図るとともに、学生の国際感覚の涵養、ひいてはグローバルで活躍できる人材育成に取り組んでいます。