A.高専は大学や短大と同じ高等教育機関で、社会で即戦力として役立つ実践的技術者の育成を目的とした学校です。高校+大学は7年間ですが、それと同じ水準の専門的知識を5年間の一貫教育で修得します。専門的技術を学ぶための充実した施設があり、優れた教員が指導を行っています。
高専の教員は、大学教員と同じように「修士」「博士」の学位を持っている人が大半です。学生の教育や部活の指導をするとともに、研究論文を書いたり、学会発表をしています。
A.岐阜高専には5つの学科がありますが、将来自分が何をしたいか、どういう職業に就きたいかを考えて学科を選んでください。「学校案内」には各学科の紹介や先輩の話が掲載されていますのでぜひ参考にしてください。 また、「オープンキャンパス」や 「入試説明会」 「入試説明・学科紹介in高専祭」に参加していただくと、各学科の教員や学生の話を直接聞くことができます。
A.電気情報工学科は、(1)電気をエネルギーや信号として利用する電気電子工学分野と、(2)コンピュータや情報・通信に関係した情報工学分野の、2つの幅広い分野を学ぶことができる学科です。高学年ではコース制を採用しており、より専門的な能力を養成します。
一方、電子制御工学科は、コンピュータ、情報と制御、ロボット、電子化システムなどの分野を一貫して学ぶことのできる学科です。コンピュータなどを駆使した様々なシステム制御技術、情報制御技術を習得できます。
各学科の具体的なカリキュラムについては、シラバス、もしくは各学科のホームページをご覧ください。
A.制服はありません。私服での通学となりますが、服装は学生としての品位を失わないものでなければなりません。
A.全体の約24%が女子学生です。半数以上が女子というクラスもあります。どの学科にも女子学生が在籍していますが、特に建築学科は女子学生の割合が高くなっています。 高専の女子学生について詳しく知りたい方は、KOSEN×GIRLsをご覧ください。
A.岐阜高専では学生会活動としてクラブ活動も盛んに行われています。体育系・文化系の様々な部活や同好会があり、多くの学生が所属しています。全国の高専生が参加する「高専体育大会」、3年生までは高校生と同じくインターハイ・甲子園を目指すことができます。
また、4年生以上は大学生と同じくインカレを目指すことができます。
クラブ活動
A.高専祭や球技大会、研修旅行など様々な学校行事やシアトル研修、国内外のインターンシップがあり、5年間の高専生活を楽しく充実したものに深めます。学生同士の助け合いや、先輩・後輩のきずなを深めることで、豊かな人間性が形成されます。 詳しくは学校案内またはキャンパスカレンダーをご覧ください。
A.授業はⅠ限目9:00~10:30、Ⅱ限目10:40~12:10、Ⅲ限目13:00~14:30、Ⅳ限目14:40~16:10の90分授業です。HRはありませんが、8:55までに登校してください。
A.あります。第1学年では、入門となる専門の講義、基礎的な実習、製図などがあります。
※詳細はシラバスをご覧ください
A.定期試験は中間試験と期末試験があり、1年間(前期・後期)で計4回あります。ただし、5年生は期末試験のみとなりますので定期試験は1年間で計2回です。
A.入学料84,600円、授業料(年額)234,600円で、この他に教科書・体操服などの購入費用がかかります。なお、第1~3学年(通算36ヶ月)には就学支援金制度があり、入学料及び授業料については、全額または半額が免除あるいは徴収猶予される授業料免除制度があります。
※詳細は入学料及び授業料免除制度についてをご覧ください
高校生等への修学支援(280KB)
A.経済的理由により学費の支出が困難な学生には選考の上奨学金が貸与される制度があります。制度の種類としては、(独)日本学生支援機構奨学生、岐阜県選奨生の他、地方公共団体や民間団体が行っている奨学金制度などがあります。 また、令和2年4月から「高等教育の修学支援新制度」の対象校となりました。
A.自宅が遠距離で通学できない学生のために岐阜高専学生寮「雄志寮」が用意されており、男子寮・女子寮ともに敷地内にあるため、校舎へは歩いて数分です。寮の良さは、先輩や後輩、そして多くの仲間と学科・学年を越えて知り合えるところです。
A.あります。(人数等は学生寮のホームページをご覧ください。)
A.希望する新入寮生は原則として全員入寮が可能ですが、定員を越える場合は遠隔地の希望者を優先します。
A.寄宿料、寮生会費、寄宿舎経費が必要です。寄宿料(いわゆる部屋代)は月額700円、寮生会行事のための寮生会費は年間4,000円、寄宿舎経費は光熱費・通信費・清掃代・消耗品などの共通経費を含み、
これら寮生が生活するうえで必要な経費が年間90,000円かかります。この他に1日3食1,100円で、月額にすると約34,000円の食費が必要です。また、入寮時のみ入寮費3,000円が必要になります。
A.今までに卒業した先輩の社会での活躍もあり、令和元年度の求人倍率(求人数÷就職希望者数)は全学科平均して約28倍(1人の学生に約28社の求人)でした。
参考:令和元年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)
A.工業系の学部がある国立大学全てで高専からの編入学を受け入れています。編入学試験は大学によって試験日が異なっている場合が多く、複数の国立大学受験が可能です。試験科目は専門科目中心で、大学によって数学、英語、物理などがそれに加わります。推薦制度を設けている国立大学も少なくありません。受験機会の多さ、試験科目の少なさを理由に、高専から大学への編入学試験は高校からの大学受験に比べて、たいへん有利です。
卒業後の進路
A.各種イベントを開催していますので、ご参加いただければ見学できます。詳細についてはイベント情報をご覧ください。イベントに参加できなかった場合は、下記までお問い合わせください。
A.本校で指定している服装は特にありません。制服でも私服でも構いませんので、所属中学校さんの指導に従っていただければ結構です。
A.個別に申し込んでいただいても構いません。ただし中学校さんで取りまとめて申込みをされる場合は、重複のないようにご注意ください。
この他高専について分からないこと、聞いてみたいことなどがありましたら下記へお尋ねください。