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岐阜高専では平成30年度にキャリア教育を大きく見直し、1年生から5年生(専攻科進学学生は専攻科2年)まで系統的に実施できるキャリア教育プログラムを作りました。教育プログラムでは、学生のキャリアプランニング、社会人としての基礎能力、技術者としての能力、そしてグローバル能力を鍛え、新産業や国際社会で耐えうるやり抜く力(Grit)を身につけ、高専生のブランド力を高めることを目指しています。
教育プログラムは共通プログラムと専門学科による専門プログラムに分けます。共通プログラムは全学科共通で行うもので、主に低学年用のプログラムで特別活動を中心に実施します。専門プログラムとは、機械工学科、電気情報工学科、電子制御工学科、環境都市工学科、建築学科、そして専攻科の各学科の特色を活かしたプログラムであり、専門学科が主体となって実施するものです。
キャリア教育の活動は、学生のどのようなキャリア能力を養成するか明確にするためにキャリア能力を12の分野に分類し対応表を作っています。◎は主体的に関与するもの、○は付随的に関与するものとしています。こうすることで、ひと目でどのキャリア能力を養成しているかがはっきり分かるようになります。
また、岐阜高専のキャリア教育では国際社会で活躍できる力をグローバル能力と定義し、英語でコミュニケーションできる学生を育てます。高専生の英語の能力が低いと言われていました。岐阜高専では3年生から編入する留学生の他、数週間から数ヶ月の短期留学生を受け入れています。また、本校学生に対しては海外研修や海外インターンシップを実施しています。このようなグローバル活動を行うことで、在学中に学生のグローバルマインドが芽生えています。その結果、新産業や国際社会で必要となる英語でのコミュニケーション能力を自ら進んで身につけようとする学生が増え、英語の能力が向上してきました。このような経緯により、岐阜高専ではキャリア教育の一環としてグローバル能力を養成することとして、さらなる能力向上を目指します。
ここでは岐阜高専のキャリア教育の取り組みを知っていただくために教育プログラムを公開いたします。キャリア教育の考え方やプログラムの構成について、さらに詳しい説明は下の「詳細」をクリックください。