緊急時・感染症罹患時の対応について
岐阜高専地震対応マニュアル
災害が発生したら
「南海トラフ巨大地震」が発生すると地震の揺れだけでなく場所によっては津波による被害が懸念されます。
正確な情報を収集する
- 倒れやすいものから離れ、落下物に注意
- むやみに動かず、安全を確保
- 非常口やドアを開けて避難口を確保
- 避難は徒歩で、荷物は最小限(火を扱っている場合は、身の安全を確保した後火の始末)
- エレベーターを使用せず階段で避難(本校のエレベーターは地震が発生した場合、自動的に停止)
- 正確な情報収集に努め、なるべく集団で行動
- 負傷者の救護や初期消火に協力
- 家族との安否確認 および 学校へ安否連絡
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日頃の準備
大地震の発生を防ぐことはできなくても、日頃の心構えで被害を軽減することができます。学校では、大地震に備えて防災に関する取組を進めていますが、積極的に参加すると共に、家庭でもよく話し合い、認識の共有と行動確認を行っておくことが重要です。
- 緊急避難場所の確認
- 家族との連絡方法 および待ち合わせ場所の確認
- 災害用伝言サービスの確認と登録(メール宛先などの事前登録が必要)
- 帰宅ルートおよび所要時間の確認
- 具体的な情報収集手段および緊急避難場所の確認(学校および校外)
- 転倒防止対策や緊急時アイテムの確認
- 学校および友人などへの連絡方法の確認およびリストの準備
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緊急避難アイテム
日頃から準備・携帯しておくと便利な物
- 現金(小銭も)
- 手回し充電ラジオ
- 学生証・免許証
- 携帯充電用ケーブル
- 健康保険証
- ティッシュ
- アドレス帳
- ポリエチレン製ごみ袋
- タオル・ばんそうこう
- チョコレート・飴
- 雨具(カッパ)
- ホイッスル
その他非常時に必要なアイテム
- 貯金通帳
- 常用薬
- 運動靴
- 卓上コンロ
- 紐・ロープ
- 予備電池
- スリッパ
- 使い捨てカイロ
- 非常用保温アルミシート
- 食品用ラップ
- 印鑑
- 上着・下着・靴下
- リュック
- 懐中電灯
- ろうそく
- 缶切り・栓抜き
- 洗面用具
- 非常用食料・水
- 油性マジックペン
- 軍手
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家族への連絡方法
災害用伝言ダイヤルサービス
地震など大災害発生時に、安否確認などの電話が爆発的に増加し、つながりにくい状況になった場合、提供されるサービスです。
-
伝言の録音
1「171」へ電話をかけます。ガイダンスが流れます
2「1」をダイヤル
3 市外局番+自宅電話番号
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伝言の再生
1「171」へ電話をかけます。ガイダンスが流れます
2「2」をダイヤル
3 市外局番+被災地の方の電話番号
- 利用可能な端末
- 一般電話、公衆電話、携帯電話
- 蓄積伝言数
- 1電話番号あたり1~10伝言
- 録音時間
- 1伝言30秒以内
- 伝言保存可能時間
- 2日間(48時間*自動消去)
※寮の電話番号を除く
※被災地の方も、被災地以外の方も利用方法は同じです。
携帯各社の災害用伝言サービス
事前の登録が必要です!(事前にテストしてください)
大規模災害時に携帯電話から安否確認(安否情報の確認)ができる災害用伝言板サービスです。
あらかじめ指定したご家族や知人に対して、災害用伝言板に登録されたことをメールでお知らせする機能も提供されます。またインターネットからも安否情報の確認が可能です。
NTTドコモ
au
ソフトバンク・Y!mobile
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学校への連絡方法
安否連絡について
大地震等が発生した場合、本校はメール、teamsなどにより直ちに学生の安否確認を行います。地震発生後、メールやteamsメッセージを一斉送信しますので、対応可能な状況になり次第回答してください。
その他、緊急の連絡事項が発生した場合は、担任。指導教員等に連絡を試みてください。
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地震発生直後の行動
大きな揺れを感じたら、とにかく自分の身を守る!
ポイント(学校(学寮)にいるとき)
- 危険物から離れる
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窓や棚、ガラスなどが割れたり、中のものが飛び出しそうなものから離れる。実習中や課外活動中などで、周囲に危険なものがある場合は、速やかにその場から離れる。
実習中や課外活動中などで、周囲に危険なものがある場合は、すみやかにその場から離れる。
- 落下物から頭と手足を守る
-
机の下にもぐる、バッグなどで頭を覆うなどして、頭と手足を守る。落下物がない場所にいる場合は、その場に座り込む。
- 出口を確保する
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ドア付近にいる人は、ドアを開け、出口を確保する。
- 揺れが治まるのを待つ
-
安全を確保して、揺れが治まるのを待つ。
ポイント(通学中・学外)
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慌てず冷静さを保つとともに周囲の状況に注意し、身の安全確保を最優先する。
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電柱、ブロック塀、自動販売機などから離れ、落下物にも注意する。
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電車内では、つり革、手すりにしっかりつかまり、電車が止まっても線路には出ない。乗務員、駅員の指示に従う。
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自動車通学、バイク通学にあっては、道路脇の安全地帯に停車し、安全を確保する。
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揺れがおさまってからの行動
揺れがおさまったら
ポイント(学校(学寮))
- 冷静になる
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余震の可能性もあるので、慌てずにしばらく様子を見る。
- 周囲の状況を確認
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周囲のものが倒れたり、落下してくるおそれがない場所に移動する。危険と判断した場合は、安全なところへ移動する。
- 初期消火
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火災が発生している場合は自分の身が安全な範囲で初期消火を行う。消火が困難と判断した場合は、速やかに火から離れる。
避難するときの注意点
- 「おかしも」を守る
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「おさない」「かけない「しゃべらない」「もどらない」を守り、教職員や非常放送の指示に従って落ち着いて避難する。
- 火災が発生している場合
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煙を吸わないように、タオルなどで口を覆う。
- 階段で移動
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エレベーターは使用せず、階段で移動する。
ポイント(通学中・学外)
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被害状況を正しく把握する。
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帰宅するか、登校するか、最寄りの安全な場所に避難するかは各自が判断し、速やかに行動する。
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事前に把握している(決めている)緊急避難場所に移動する。
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津波の危険性を考えて情報収集に努めるとともに、低地方向(海方向)には向かわない。
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避難中は、警察や消防の指示に従う。
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落ち着いてからの行動2
ポイント
- 場所によっては津波に注意する
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海の近くにいる場合は津波の被害を受けやすいので、出来るだけ早く高台に避難する。
- 緊急避難場所
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緊急避難場所は、広く、火災による延焼の恐れがないところが適している。本校では、運動場を一次緊急避難場所としているので、避難を要する場合にはまずそこに避難する。
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地震時の状況により、二次避難する必要が生じることも考えておく。
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学校および担任などにより、安否確認作業が開始されるので、速やかに応答する。
- 通学生は、安全が確認されるまで学校にとどまる
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余震が落ち着き、帰宅手段の安全が確認されるまで、無理に帰宅せずに、学校にとどまる。
- 寮生は、校長の指示があるまで学校にとどまる
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余震が落ち着くと、学校および学寮の安全確認を行うので、判断が下されるまで、安全な場所にとどまる。
- 家族の安全を確認する。
- 多くの人が一斉に帰宅すると各所で混雑が発生するため、余裕を持つことも大切である。
- 災害時の歩行速度は、約2.5km/時、10kmには4時間を要するとされている。
- 日没後の行動は危険で、夜間には犯罪に巻き込まれる恐れもあるため、一人での行動は避ける。
- 無理せず緊急避難場所にとどまる。
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災害時徒歩帰宅支援ステーション
災害時の徒歩帰宅者を支援するために、災害時帰宅支援ステーションでは、「水道水」「トイレ」「道路情報」などの提供をしてもらえる。ハートに足をあしらったマーク入りのステッカーを店頭に掲示した、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、ファミリーレストランなどがその役割を担っている。