岐阜高専他、豊田、沼津、福井の3高専および岐阜大学(日本側)は、バンドン工科大学土木環境工学部(インドネシア側)と、インドネシア海事・漁業省関係者の参加も得て、2nd Joint Seminar on Environmental Sustainability and Disaster Prevention (ESDP-2015)を、3月22日~24日にインドネシアのデンパサールで開催しました。インドネシアのメガシティが直面する“環境の持続可能性”と“災害に対する強靭性”を備えた都市インフラ整備について、双方の研究者が情報交換することによって、日本の経験を活かすことを目指し、2013年11月にバンドン工科大学で開催された第1回に続くものです。
岐阜高専・北田敏廣校長、バンドン工科大学土木環境工学部長・スプリハント教授の開会あいさつに続いて、ドイツのハノーバー大学(Leibniz University Hannover)気象・気候学科長・グロス教授の基調講演が行われました。一般講演は、岐阜高専8件、豊田、沼津、福井高専各1件、岐阜大学から六郷恵哲教授・工学部長他2名による2件、インドネシア側から8件の計21件が、足掛け3日間にわたって行われ、具体的な共同研究への提案もなされました。最後に、バンドン工科大学土木環境工学部副学部長・アデ教授、岐阜高専国際交流室長・和田清教授の閉会あいさつがあり、バンドンでの第3回目の開催が合意されました。なお、このセミナーは、平成26年度・日本学術振興会・二国間オープンパートナーシップセミナーの補助を受けて行われました。また、一部、小川科学技術財団(岐阜県大垣市)の支援も受けました。
岐阜高専-バンドン工科大:第2回ジョイントセミナーEnvironmental Sustainability and Disaster Prevention.平成27年3月22~24日、インドネシア・デンパサール.の記念写真