岐阜高専は、平成24年9月に包括交流協定を締結したドイツ・ハノーバー大学数学物理学部(Leibniz Universität Hannover) と、JASSO支援のもとで、学生の交換(派遣・受け入れ)を行っています。本年7月27日から約2週間の予定で、同大学・気象気候学科の大学院生3名を、岐阜高専環境都市工学科・建築学科の研究室で受け入れ、研究室の学生らと災害科学・環境科学の研究等を行っています。3人の学生は、8月7日、横浜市新杉田の株式会社IHI基盤技術研究所を訪問し、熱・流体研究部次長・須田俊之氏から、資源/エネルギー/環境、社会基盤/海洋事業、航空/宇宙/防衛などの事業で世界展開するIHI全般の説明を受けるとともに、同社基盤技術研究所の大型温度成層風洞の見学、それを用いた大気環境研究の説明を受けました。3人の大学院生は、LES(Large Eddy Simulation)を用いた都市境界層内乱流の研究を行っており、当該風洞の性能等に関して活発な質疑を行いました。
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