本校学生はこれまで、ぎふサイエンスフェスティバル2024での理解促進活動や、協働高校との情報交換、防犯灯の設置場所およびデザインの検討を行ってきました。こ
うして企画した防犯灯を、本校教育後援会事務所前に設置し、点灯式を開催しました。
国内では現在、多くの商業用原子炉が廃止措置中であり、廃炉の円滑かつ安全な実施が重大な課題です。平成17年の原子炉等規制法の改正により、廃炉で生じる物のうち放射能レベルが極めて低いクリアランス資源は再利用が可能となりましたが、現状は電力業界内や国民への理解活動を目的とした再利用に限定され、一般市場には流通していません。今後、廃炉作業に伴い増加するクリアランス資源の再利用促進や、制度の社会定着に向けた取り組みが課題となっています。
これまで、福井県の福井南高等学校が、クリアランス資源の理解促進の取り組みとして、防犯灯をはじめとした製品の製作・設置を行っていました。今年度は取り組みを他県に拡大し、本校を含む4つの高校と協働し、防犯灯の設計や理解促進活動を行っています。