12月17日に本校多目的ホールにおいて、平成25年3月に国立高専機構と三菱重工業㈱が締結した包括連携協定に基づき、特別授業を実施しました。
この特別授業は、企業で活躍する人材を国立高専へ招聘し、学生が専門分野の実務経験に基づく講義を受講することにより、企業における実際の現場に必要な知識等を習得し、学校での講義・実験・実習に生かせるようにするとともに、仕事をすることの魅力・やりがいを深めることを目的としています。
当日は、講師には、三菱重工業㈱技術統括本部丹羽高興技師長を招いて、機械工学科4・5年生、電子制御工学科5年生及び教職員の計118名が『「グローバル化」時代への対応~異文化社会との積極交流~」をテーマとした講義を受講しました。海外経験のある同氏は「グローバル化」の意味や求められるマインド等を語り、グローバル人材に求められる能力として「社会人(人間)としての基礎力」を伸ばし、自分の可能性を信じてほしいと結んだ。
学生は、海外の経験者としての企業技術者の講義を受け、学校での授業とのつながり、あるいは海外で活躍することも視野に入れた卒業後のエンジニアとしての進路を考えるなど、モチベーションの向上につながるよい機会となりました。