岐阜高専は、5月9日に「第1回FD講演会」を本校多目的ホールにおいて、校長出席の下で開催しました。本講演会は、教育の質の向上を目指した授業の計画及び実施への取り組み事例を紹介することにより、受講者の意識向上を図ることを目的としたFD研修として、年間2回の開催が計画されています。
今回は、平成30年3月に高専機構本部主催で開催された教育改革推進本部プロジェクト「分野別工学実験・実習能力及び実質化に関する評価指標の開発」及び「分野横断的能力に関するアセスメント評価モデルの構築」合同シンポジウムについて同校環境都市工学科の水野和憲准教授及び角野晴彦准教授が講演し、66名の教職員が参加しました。MCCの分野別工学実験・実習能力については、平成30年度から実験レベルに対応した実験書を作成し、MCCの内容を実施・評価しているエビデンスを作成することなどが求められているため、同校教員にとって大変有意義な講演となりました。
講演終了後には活発な質疑と意見交換が行われ、同校教職員の授業改善についての意識が一層深まる良い機会となりました。