岐阜高専(伊藤義人校長)は、10月17日、国立高専生向け航空宇宙技術講座(計5回)の開講式において、本校校長および経済産業省中部経済産業局地域経済部次長(岡本正弘氏)の挨拶後、全国17高専、延べ受講者684名にライブ配信しました。本講座は航空宇宙産業の集積が高い東海地域(愛知・岐阜・三重)において、経済産業省中部地方産業局と共同で、5回の内計3回を本校から全国高専にライブ配信するものです。講師陣は、航空機エンジン、構造部品製造、宇宙ロケット等に関わる第一線のエンジニアです。
さらに、岐阜県と産学官コンソーシアムが申請した「地方大学・地域産業創生交付金」には、製造業(航空宇宙) の事業計画「日本一の航空宇宙産業クラスター形成を目指す生産技術の人材育成・研究開発」が採択され、本校も主な機関として参画しています。国産旅客機MRJの量産、米国ボーイング機種の増産、H3ロケットの開発など、航空宇宙産業の需要が高まる中、本校および東海地域・全国の高専が連携して、航空宇宙技術に素養がある人材育成に力を入れています。