岐阜高専では、今年度、第3ブロック高専の学生を対象とした新たな海外実習プログラム「シアトル未来理工系人材育成プログラム」を立ち上げ、9月4日~9月14日の日程で実施しました。同プログラムには、第1~5学年の学生36名が参加しました。
学生たちはプログラム期間中、ボーイング社の日本人エンジニアの方から出された課題「自分がボーイング社に勤めると仮定して、技術革新にどのように貢献できるか?を自分が学んでいる分野から考える」についてグループワークに取り組み、最終日にその成果を英語でプレゼンテーションしました。
また、このグループワークと並行して、「ボーイング社の工場見学や最新鋭旅客機の開発状況などのレクチャー」「デジペン大学でのプログラミング研修」「現地の建設系設計事務所日本人エンジニアとの懇談会」「グラニテフォール高校との交流会」「シアトル市街の建築物見学ツアー」「マイクロソフトに勤めるエンジニアとの懇談会」などのアクティビティも行いました。
「ボーイングやマイクロソフトなどの世界的な企業のエンジニアと懇談することができた」「ホストファミリーと親交を深めることができた」などの感想のほか、「今後の進路を考える良い機会になった」との感想をもつ学生も多数おり、短い期間ではあったものの参加学生は貴重な経験を積むことができました。